ジョンソン&ジョンソン(JNJ)の第3四半期決算 10%減益にもかかわらず株価が爆上げした理由

 

 

 

 

 

 

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)が現地時間の17日に第3四半期決算をリリースしていましたので早速チェック。

 

 

 

 

前年同期比で売上高は10.3%の増収。

 

第1、第2四半期がともに1%台の伸びに留まっており、今回の大幅な伸びはスイスに本拠を置くアクテリオン社等の買収によるところが大きかった他、為替もプラスの影響となっています。

 

一方の純利益ですが、こちらは売上の伸びに反して10.5%の減益となりました。

 

 

残念ながら買収のシナジー効果が出なかった?

 

 

わけではなさそうです。

 

というのもいわゆる無形資産の償却、アクテリオン社等の買収関連費用、さらにはリストラ費用等、いわゆる特殊要因を除いた場合の1株利益は、1.90ドルとなり、同条件での1.68ドルに対して13.1%増としっかり増益となっているから。

 

さらに同時に発表した通期予想についても、売上高は761億ドル〜765億ドル、そして調整後の1株利益は7.25ドル〜7.30ドルへと予想を引き上げました。

 

株価の方はこの発表を好感し、17日は5%近くの上昇。

 

数多くの企業の買収を手掛けながらしっかり結果を出し続けているジョンソン&ジョンソン、以下の増配率が示すようにいつもながら我々ホルダーに安心感を与えてくれる銘柄ですね。

 

 

 

 

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正直者 | 決算発表 | 04:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

コストコ(COST)の第4四半期決算 相変わらずの好決算だが当面は現物で我慢?

 

 

 

 

 

コストコが10月5日に発表した第4四半期決算は、以下のとおり相変わらずの好決算となりました。

 

 

 

 

売上高は前年同期比で15.7%の増収となっていますが、既存店売上では以下のとおり各地域がほぼ同程度の増加率であり、非常にバランスのとれたものとなっています。
 

 

 

 

店舗数で見ると741店舗のうち514店舗、約7割がアメリカに集中していますから、アメリカでの伸びが高かったことは朗報でしょう。

 

営業利益は売上高の増加及び販売管理費の増加を抑えたこともあり、前期比21.7%、また1株利益も17.5%増と売上の増加を上回る伸びとなりました。
 

参考までに通期の数字は以下のとおりとなっており、第4四半期ほどではないものの、こちらも2ケタ増益を達成。
 

 

 

 

ということで、決算自体は申し分ないのですが、決算説明会でCFOが「アマゾン プライムの影響で会員の更新率が低下している。」と発言したことで株価の方は5%以上の下落となっています。
 

しかし、10月14日現在の配当利回りは1.3%、またPERは25倍とまだまだ手が出せるレベルにはありません。
 

コストコは現在日本に26店舗を構えているわけですが、我が新潟県は以前計画があったにもかかわらずその後はまったく進展なしの状況であり、不定期でイベント会場や一部スーパーで限定商品が販売される程度。
(真偽のほどは定かではありませんが、新潟県のガリバー企業、地元では原信(はらしん)でおなじみのアクシアル リテイリング(8255)が出店を阻止したのではないか?との噂も、、、)
 

コストコファンの我が家はそんな機会は逃さず、巨大マフィンやピザなどを購入しています。
 

ということで、残念ながら株ではなく現物で我慢する日々が当分続きそうな感じです。

 

 

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正直者 | 決算発表 | 04:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

ペプシコ(PEP)の第3四半期決算発表で不安視されるライバルコカ コーラ(KO)の行方

 

 

 

 

ペプシコ(PEP)が現地時間の10月4日第3四半期決算をリリースしました。
 

 

 

 

前年同期比では売上高は1%増の162億ドル、営業利益は6%増の30億ドル、また1株利益は1.37ドルから1.49ドルと増収・増益となりました。
 

ドル高で約1%程度のマイナス影響を受けたものの、仕入額等の減少、前期は生産性向上のための多額のリストラ費用を計上したこともあり、増収・増益を確保。

 

同時に発表した通期予測では、為替等を見直し1株利益を前回第2四半期時点の5.13ドルから5.23ドルに上方修正しています。
 

続いてはセグメント別の状況ですが、ペプシコの場合、基本は地域別セグメントとなっていますが、北米地域(North America)については以下のとおり商品別にさらに細分化されています。
 

 

・Frito-Lay:スナック部門
 

・Quaker Foods:シリアル等の食品部門
 

・Beverages:ペプシ等の飲料部門
 

 

 

 

 

ここで目に付くのは、北米飲料部門(North America Beverages)の不振。
 

売上で3%減、利益では10%減と足を引っ張りました。

 

但し、この不振を北米のスナック、シリアル部門やラテンアメリカ等の他地域が補って全体での増収・増益を達成しているのが見て取れます。
 

続いては営業利益率。
 

 

 

 

 

我々日本人は、ペプシコと言えばペプシコーラに代表される飲料メーカーをイメージしがちです。
 

もちろん売上では主力であることに変わりはないのですが、意外なのは利益率。
 

北米においてはスナック(Frito-Lay)と食品(Quaker Foods)の方がはるかに高い利益率となっていることがわかります。
 

この複数の柱を持っている、投資で言うところのカゴが一つではない、というところが飲料事業にほぼ依存している言わば一本足打法のライバルのコカ・コーラ(KO)との大きな違いでしょう。
 

その意味では果たしてコカ・コーラがどのような決算となっているか、10月25日の発表内容に非常に注目しています。
 

現在の配当利回りは2.9%と買い増し基準には達していませんが、「次は何を買おうかリスト」からはずすことのできない銘柄の一つです。
 

 

ペプシコ商品(株ではなく、、、)ならアマゾン。

 

 

 

 

 

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正直者 | 決算発表 | 04:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

いよいよ決算発表の季節 皆さんの持株の発表スケジュールは?

 

 

 

 

早いもので9月も終了、10月と言えばやはり決算発表の季節。
 

12月決算企業の第3四半期決算をメインに多くの企業の決算が発表されます。
 

ということで、早速主だった銘柄のスケジュールを確認してみました。
 

 

 

      出典元:SBI証券

 

 

 

何と言っても早いのがペプシコの10月4日。(上記SBI証券では10月5日となっていますが、会社ホームページを確認したところ4日でした。)

 

ペプシコの場合、四半期ではやや変則的な期間で決算をしていますので、この時期での発表となっています。

 

そして中旬での注目はやはり17日予定のIBMでしょう。
 

果たして、22四半期連続の減収なるか!という点が最大の注目点であることが悲しいところではありますが、、、
 

 

減収つながりで言えば、25日のコカ・コーラもこれまた注目。
 

ここ最近の低迷からの光明が多少なりとも見出せるのか、脱炭酸飲料の進展具合(売上の伸び)も合わせて要チェックです。
 

 

そして9月後半から原油価格は上昇していますが、後半27日のオイルメジャー、エクソン モービルとシェブロンについてはどの程度の決算となっているのか、11月初旬に発表のライバル、ロイヤル ダッチ シェルとの比較も含めて注目しているところです。
 

 

さらに通信大手のベライゾン(19日)、AT&T(24日)、渦中のTモバイル(25日)、スプリント(31日)からも目が離せませんし、、、
 

 

結局のところここにあげたすべての銘柄に注目のわけでして、、、
 

さて、皆さんの注目銘柄は?

 

 

 

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正直者 | 決算発表 | 04:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

ロイヤル ダッチ シェル(RDS.B)の第三四半期決算を超乱暴に予測してみました

 

 

 

 

皆さん、特にオイル銘柄を保有している皆さんは今年の原油価格がどのように推移しているかイメージ沸きますでしょうか?
 

当方は比較的安定的に推移しているという漠然とした印象がありました。
 

正解は?

 

ということで、実際の価格はどうだったのか?を調べてみることに。

 

 

 

 

 

 

御覧のとおり年初から右肩下がりで推移したものの、6月20日あたりに底値をつけた後は右肩上がりの状況。
 

印象とは違い結構なでこぼこがあることがわかりました。
 

 

やはり人間の印象なんて結構いい加減なものですね。
 

 

ということで、無謀・乱暴なことは百も承知で本データをもとにロイヤル ダッチ シェルの次回7月〜9月の第三四半期の決算を予想してみようと思ったのですが、いくらなんでも原油だけを取り扱っているわけではないわけで、これではあまりにも乱暴すぎる、と思い天然ガスの情報も調べてみました。

 

 

 

 

最近はやや持ち直しの動きが見られるものの、天然ガスの方は5月以降は価格の下落が目につきます。
 

ということで、いくらそれぞれの価格と会社の業績の相関関係が強いとは言え、原油と天然ガスの先物価格だけでの予想も十分無謀ではありますが、あえて

 

 

両者の価格推移から第三四半期は特殊要因を除けば第二四半期と良くても同レベル、減収・減益の可能性が大

 

 

という結論に達しました。
 

これじゃあ、予想ではなく占いのレベルですね。

(ちなみにこの理論でいけばエクソン モービルもシェブロンも同様な結果となってしまいます、、、、)
 

ただ株価の場合ではありますが、

 

 

「目隠しをしたサルに新聞の相場欄をめがけてダーツを投げさせ、命中した銘柄でポートフォリオを組んでも、プロ(専門家)が選んだポートフォリオとさほど大差のない運用成果を上げられる。」

 

 

という分析があったりもするわけで、我がサル予想もあながち大外れでもないような、、、
 

 

いずれにしても、現地時間11月2日の決算発表を楽しみに待ちたいと思います。

 

 

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正直者 | 決算発表 | 04:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

大注目のメーシーズ(M)の第2四半期決算 前年同期2倍以上の好決算も かっ株価が、、、

 

 

 

 

 

 

 

8月8日付の記事にて注目した大手百貨店メーシーズ(M)の第2四半期決算が現地時間の11日に予定通りリリースされましたので、早速チェック。
 

 

 

 

 

売上の前年同期比5.4%減は、リストラに伴う店舗閉鎖の影響、というところは想定通りですが、問題は既存店ベースでみても2.8%減だったこと。
 

やはり顧客離れに歯止めがかかっていない状況が見て取れます。
 

にもかかわらず、営業利益は2.5億ドルと同期比で2倍を超えています。
 

これも同様にリストラに伴う人件費等の販売管理費の削減によるところが大きいようです。
 

営業利益率は4.6%、また減損損失等の特殊要因を除けば実質6.4%とリリース資料にはありますが、実は前期はその減損額が2.5億ドルと巨額。
 

 

これを除いた場合の営業利益は実のところ前期と当期でほぼ変わらない。

 

 

という事実を見逃してはいけません。
 

さらに当方が注目したのは、売上総利益率。
 

40.9%から40.3%へとダウンしているところに、売上の減少とともに問題の根深さがあるような気がしています。
 

 

1株利益は市場予想を上回りましたが、当日の株価はなんと約10%もの大暴落。
 

 

なんでも経営トップの慎重発言が伝わったから、とのこと。
 

これでまた配当利回りが上がり、現在の配当額で計算すると7%を超えてしまいました。
 

次回の配当発表日は例年通りであれば8月後半ですから、現在の配当レベル(1株0.3775ドル)を維持するのか注目です。
 

以前から「次は何を買おうかリスト」においても記載しているとおり、当方にとってのメーシーズはあくまで”野次馬銘柄”。
 

しかし、週間売買ランキングにちょくちょく顔を出すことからしても、キャピタルゲイン投資家からすれば、「妙味を味わえる可能性の非常に高い銘柄」ということなのでしょうねぇ〜。

 

 

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正直者 | 決算発表 | 14:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

ファイザー(PFE)の第2四半期決算 純利益50%増 1株利益53%増のからくりはこちら

 

 

 

 

 

 

 

季節は早くも8月、ということで12月が決算期の会社の決算発表もすでに最終コーナーへ、ファイザー(PFE)が現地時間の8月1日に第2四半期決算を発表していたので、早速チェック。

 

 

 

 

売上高は前年同期比で2%減となりましたが、特殊要因(輸液ポンプ事業売却)と為替の影響を除いた場合は2%の増加。

 

また利益は、純利益が50%の増加、1株利益(潜在株式調整後)も53%の増加というすごい数字が並んでいますが、企業買収と売却等の特殊要因を除いた場合はそれぞれ3%増、5%増となっており、まずまずといったレベルではないでしょうか。

 

利益の増加要因は、以下のとおり販売管理費と研究開発費はほぼ横ばいとなっており、売上原価の減少が大きく寄与していますから、良い傾向と言えるでしょう。

 

 

 

 

同時に発表した通期予測では、1株利益(潜在株式調整後)をわずかながら引き上げ(0.02ドル)、2.54ドル〜2.60ドルとしています。

 

このレベルでの現在のPERは12倍台、また配当利回りは4%弱と利回りがもう少し上がってくれれば、”買い増し候補の仲間入り”、といった感じでしょうかねー。

 

それにしてもファイザーのような企業の場合は、特殊要因を除外した数字抜きでは正しい姿がまったく見えません。

 

今回の”前年同期比純利益50%増、1株利益53%増”がいい例でしょう。

 

ファイザーのような企業とは、

 

 

”買収と売却を極めて頻繁に行う企業

 

 

”という意味です。

 

ファイザーはこれを行うことでその規模を拡大し、巨大企業となった典型例と言えます。

 

尚、今回の決算でも以下の買収・売却が影響を与えている、との説明がされていました。

 

 

 

<買収(取得)>
 

・Anacor Phamaceuticals Inc.
 

・Medivation, Inc.
 

・AstraZeneca(アストラゼネカ)の一部事業の開発・商品化の権利
 

<売却>
 

・Hospira Infusion Systems
 

 

それにしてもこれだけ頻繁に買収等を行いつつ、増収・増益を達成しているわけですから、たいしたものですよね。(そのための買収と言ってしまえばそれまでですが、言うは易く行うは難しの面が多々あるわけでして、、、)
 

 

まさに買収のプロと言ってもいいくらいのこの企業、

 

 

その爪の垢を煎じた薬を買収ベタの多くの日本企業の高値で販売すれば、結構な利益が得られるのでは?

 

 

などと妄想しております、、、

 

 

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正直者 | 決算発表 | 04:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

プロクター&ギャンブル(PG)の第4四半期決算  物言う株主のプレッシャーは効いたのか?

 

 

 

 

 

 

 

プロクター&ギャンブル(PG)が現地時間の7月27日に発表した第4四半期決算(P&Gは6月決算)は、以下のとおりまずまずの内容となりました。

 

 

 

 

 

 

売上高は161億ドルと前年同期比でほぼ横ばい。

 

ドル高の影響が2%ほどあったものの、数量ベースでは2%ほどの増加となったのは朗報でしょう。

 

次に利益ですが、P&Gは利益に関して以下のとおり非常にわかりやすいデータをコメント付きで提供してくれています。

 

 

 

 

 

このあたりは人材育成をはじめ、さすが世界中の企業のお手本にされているだけあります。

 

これを見ると、売上総利益率は微増でしたが、販売管理費の削減(−2.4%)により営業利益率が2.8%増となったことがわかります。

 

その販売管理費削減の中身ですが、主に生産性向上と広告費用削減が大きかったようです。

 

第3四半期決算発表時にも書きましたが、売上はいわゆる”選択と集中”戦略によりほぼ横ばいは変わりませんが、今回はコスト削減をより強力に推し進めたことにより、前年同期を上回る営業利益率を達成しています。

 

 

同時に発表した2018年度通期予測は、

 

 

・売上高は3%増

 

・コア1株利益の成長率は当期の3.92ドルに対して5% − 7%増

 

 

としており、今期のトレンドとほぼ変わらない、という前提に基づいていると思われます。

 

プロクター&ギャンブルと言えば、以前記事に書いたとおり、今年の5月中旬に物言う株主として知られるネルソン・ベルツ氏率いるトライアン・ファンド・マネジメントが株主になったことが公になって以降、経営陣への強力なプレッシャー期待?から最近は話題になることが多くなってきました。

 

また、株価の方も、これまでの長きにわたる低迷状態から、以下のとおり上昇率でようやくほぼダウと肩を並べるレベルにまで回復。

 

 

 

 

 

現在のPERは22倍、また配当利回りは約3%と妙味はなく、”買い増し対象外”の位置付けですが、61年連続増配といい、これからもチェックを怠ってはいけない銘柄の一つに変わりありません。

 

 

 

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正直者 | 決算発表 | 03:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

アルトリア(MO)の第2四半期決算発表 株価大暴落をむしろ歓迎している理由

 

 

 

 

 

 

アルトリア(MO)が現地時間の7月27日に発表した第2四半期決算は以下のとおり、相変わらずの安定感、と感心する内容となりました。

 

 

 

 

まず前年同期比で2.2%増の売上高ですが、中身をみるとすでに決算発表を終えている弟分のフィリップ モリス(PM)と同様、以下のとおり数量ベースでは減少したものの、値上げで補った構図が見えてきます。

 

 

 

 

1株当たり当期純利益は前年同期比で22.6%増ですが、実はこれは特殊要因によるところが大きく、これを除いた場合は0.85ドルと前年同期比で4.9%増となっており、ほぼ営業利益に準じた増加率となっています。
 

 

その特殊要因ですが、主に以下の2点。

 

 

・あのバドワイザーで有名なABインベブ・SABミラーへの投資による収入の減少
 

・SABミラー社の買収関連で資産と事業を売却したことによる収入増

 

 

いずれもABインベブ・SABミラーへの投資関連。
 

やはりアルトリアの場合は以前にも書いたとおり単なるたばこ会社ではなく、たばこ&ビール(ワインもほんのちょっとありますが、、)の嗜好品会社であることがここでも見てとれます。

 

総括すれば、売上に関しては、数量減少を値上げで補い増収、また利益では特殊要因を排除しても増益という極めて順調な結果と言えるでしょう。
 

また、会社の今期予想は、調整後の1株当たり利益で、3.26ドル〜3.32ドルと前年比で7.5%〜9.5%の増加を見込んでいます。
 

ということで、ホルダーとしては安心の内容。
 

 

ところが、決算発表後の株価はなんと10%近い大暴落。
 

 

この理由ですが、決算内容に対する失望売りではなく、すでに報道されているとおり、米食品医薬品局(FDA)の「たばこのニコチン含有量を非依存症の水準まで低下させることを目指す。」との発表によるものであり、たばこ銘柄は軒並み下落となりました。


一方でPERに目を転じると、7月末現在のアルトリアのPERは19.8倍、また弟分を含めたたばこ銘柄3社のPERは御覧のとおり。
 

 

 

 

正直言って、たばこ銘柄(アルトリアは純粋なたばこ銘柄ではありませんが、、、)は、今回の暴落後でもあまりにも買われ過ぎの状況だと思っています。
 

よって今回の件がなくても、

 

 

適正株価は50ドル程度

 

 

というのが当方の見立てですが、いかがでしょうか。
 

仮に50ドルになったとして、配当利回りは現在の3.6%から4.9%にアップ!
 

アルトリアに関して言えば、過去において何度も今回のような政府の規制や健康被害訴訟等の逆風にさらされて来た歴史があります。

 

しかし、そんな逆風下でも

 

 

”半世紀近くに渡り、平均12.5%という驚異の増配率を維持して来た”

 

という確固たる事実を見逃すわけにはいかないでしょう。

 

インカムゲイン投資家として”暴落大歓迎! 50ドルで買い増しできる日も近い”、などと妄想している自分がおります。

 

 

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正直者 | 決算発表 | 04:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

ロイヤル ダッチシェル(RDSB)の第2四半期決算 ライバルに差をつけられたこと以上に心配なこととは、、、

 

 

 

 

 

 

現地時間7月27日に以下のとおりロイヤル ダッチシェル(RDSB)の第2四半期決算が発表されました。

 

 

 

 

前年同期で20%以上の増収・増益となっており、まずまずの結果と言えるでしょう。

 

 

というわけにはいきません。

 

 

まず以下は第1四半期の結果です。

 

 

 

 

業績改善ピッチが著しく鈍化していることは明らかでしょう。

 

さらにライバルエクソン モービル(XOM)の決算が翌28日に発表した決算は、前年同期比で売上高は9%増の628億7600万ドルにとどまったものの、純利益では、前年同期比97%増の33億5000万ドル(約3700億円)となっており、ライバルに差をつけられた形となりました。

 

ライバルに差をつけられたことも確かに不安材料ではありますが、実はそれ以上に心配していることが。

 

 

以下は2014年以降の純利益と配当(支払いベース)の推移です。

 

 

 

 

御覧の通り、原油価格急落の影響を受けた2015年度以降は

 

 

毎期配当性向が100%を上回っている、

 

 

という異常事態が続いているのです。

 

つまり単年度の利益では配当を捻出できず、これまでの蓄えでなんとか配当を維持している状態が続いているということ。

 

実は第1四半期の結果を確認した際に、

 

 

「このレベルでの利益が続いてくれれば、今期はようやく配当性向が100%を下回る正常な状態に戻りそう。そうなれば減配のリスクが大幅に軽減される。」

 

 

と密かに安どしていたのでした。

 

インカムゲイン投資家として、またロイヤル ダッチシェルという一つの籠に多くの卵を盛っている人間にとって、最重要事項はライバルとの比較ではなく、ここにあると言っても過言ではありません。

 

現在ロイヤル ダッチシェルは自らが得意とする深海鉱区や集積ガスへの選択と集中を進めているところであり、苦手(?)のサンドオイル等の鉱区の売却も進めています。

 

一時1バレル50ドルを超えていた原油価格は現在50ドル割れし不安定な状況となっていますが、CEOはコメントで「原油価格40ドル台への対応はできている。」と述べています。

 

ということで、

 

 

持株についてはホールド、当面買い増しもなし

 

 

で次回第3四半期決算に注目したいと思います。

 

 

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正直者 | 決算発表 | 05:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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