2018.03.24 Saturday
配当総額に見る日米格差 これだから米国株投資は止められない
今回はシンプルに配当総額で日米の銘柄を比較してみたいと思います。
もちろん配当額が多い=投資家一人当たりの配当額が多い、ということにはならないわけですが、同業種・同規模の会社であればそれを比較することは決して意味のないことではない、と考えています。
ということでまずは通信銘柄から。
取り上げるのは米国代表はご存知AT&Tとベライゾンの2強、また日本代表は3強のNTT、KDDI、ソフトバンク。
また規模を見るために売上高を併記しました。
日本銘柄の中では、売上規模を考えるとKDDIが健闘しているとは言え、ご覧のとおり1兆円!を超えている米国代表の圧勝。
続いてはトイレタリー用品から連続増配日本一でおなじみの花王と米国代表はもちろんP&G。
こちらも通信業界同様、売上規模(P&Gは花王の5倍弱)を考慮したとしてもP&Gの圧勝。
ちなみに連続増配ダントツ日本一の花王の増配年数は29期ですが、P&Gは約2倍の61年連続増配。
増配年数はもちろんのこと、配当額でも日本の雄花王を圧倒している状況が見て取れます。
ご存知のとおり配当の源泉は利益。
上記日米格差の裏には稼ぐ力の差である利益とそしてもう一つ、配当性向があることは言うまでもありません。
そして配当性向の差は株主還元方針の差。
このあたりに日本企業の根本的な問題があるような気がしてなりません。
以上、ご参考まで。
(投資は自己責任でお願いいたします。)
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アメリカと国内と二重にひかれると
たいして変わんないんじゃないの?
為替もからんでくるし。
posted by ピーコック ,2018/03/26 3:44 PM
コメントいただきありがとうございます。
税金の二重課税については米国株の場合外国税額控除を取れますから基本二重とはなりません。
為替ですが、こればかりは神のみぞ知る世界ですが、個人的には日米金利差、両国の財政状況・将来の成長性等から長期的にはそれほど極端な円高にはならないのでは、と思っています。(※あくまで私見です。)
posted by 正直者 ,2018/03/26 6:55 PM