<< P&G(PG)より配当受領 業績・増配率が伸び悩むこの銘柄を見捨てない理由 | top | 金利上昇が銘柄に与える影響は? 日米を比較してわかった当たり前の事実とは >>

次は何を買おうかリスト 営業キャッシュフローマージン編

 

 

 

 

銘柄選びをする上で現在当方が使用しているリストが、毎月末アップデートしているご存じ「次は何を買おうかリスト」。
 

これは、ダウ構成銘柄、バフェット保有銘柄、シーゲルTOP20銘柄をメインにインカムゲイン投資家としての立場から投資指標として配当利回りとPERに注目して選んだ銘柄リストのこと。
 

もちろん実際にはこれだけで銘柄選定をしているわけではなく、それ以前に過去の財務諸表の確認をしていることは言うまでもありません。

 

 

そして財務諸表の中で一般的に最も脚光を浴びるのが損益計算書。
 

 

それは決算発表で例えば「売上高はアナリスト予想を下回ったが、一株利益は予想を大きく上回った。」と言ったような表現が多用されることからも明らかでしょう。

 

 

しかし、以前の記事でも書きましたが、損益計算書の数字はお化粧が可能です。
 

お化粧と言うと聞こえはいいですが、誤解を恐れずに言えばごまかしが効く数字。(もちろん会計基準を満たす必要はあるわけですが、、)

 

 

これに対してごまかしが効かないのが、キャッシュフロー。
 

 

こちらは実際のお金(現預金)をベースに作成しますから、ごまかしをすると必ずキャッシュが合わないことになります。

 

さらに「勘定あって銭足らず。」の言葉が示すとおり、いくら利益を出していても、キャッシュが足りなくなれば企業は倒産してしまいます。

 

 

つまりキャッシュフローの状態を見ることが銘柄選定に欠かせない作業となります。

 

 

今回はそのキャッシュフローの優位性を見る指標として、営業キャッシュフロー・マージンを調べてみることにしました。

 

 

営業キャッシュ・フロー・マージンとは

 

営業活動による売上高の中で何割をキャッシュで得たかを見る指標で、この数値が高いほど効率的な資金化がおこなわれたことを示す。

 

具体的には、

 

営業キャッシュフローマージン(%)=※営業キャッシュフロー÷売上高

 

※営業キャッシュフローとは、ある企業が本業での商品やサービスを売ることで得た売上高から、原材料費などの支出を引くことで得られる現金収支を指す。

 

 

 

この指標について、日本における米国株式投資の第一人者である広瀬隆雄氏は

 

 

「ブランド力がある企業、つまりブランドが確立している企業は営業キャッシュフロー・マージンも高い。」

 

と喝破しています。

 

 

もちろんPER同様営業キャッシュフローマージンも業種間で差がありますから、あくまで同業種で比較する必要があることは言うまでもありません。

 

 

ということで、今回は手始めに通信セクターの各銘柄の数字を確認してみることにしました。

 

 

 

 

御覧のとおりこちらは通信4銘柄の過去3年間の営業キャッシュフローマージン(%)と平均を並べたもの。

 

これを見ると2大巨頭のAT&Tとベライゾンでは、AT&Tが24%台で非常に安定しており、直近の2年ではベライゾンを上回っているのが見て取れます。
 

そして、規模でこの両社に劣るTモバイルとスプリントですが、まずTモバイルは前期2017年度ではベライゾンとほぼ並ぶまで上昇している点、そして2016年度は営業キャッシュフローが赤字に転落したスプリントの場合、前期の2017年は劇的な上昇を見せている点は注目でしょう。

 

前述の広瀬さんは「営業キャッシュフロー・マージンが15%以上ある企業を狙え!」と述べていますが、前期2017年だけを見れば通信4社すべてがこの数字をクリアしていることになります。

 

 

インカムゲイン投資家として、配当利回りとPERはもちろん確認必須ですが、財務諸表における確認項目として営業キャッシュフローマージンの確認も怠ってはいけないと感じている次第です。

 

以上、ご参考まで。

 

(投資は自己責任にてお願いいたします。)

 

 

追伸1

 

ブログ更新の励みになります。モチベーションアップのために今日もぽちっとお願いいたします。



         
 

 

※記事はツイッターでも日々配信してます⇒正直者

 

 

追伸2 

 

配当収入200万円達成に導いてくれた名著達です。

 

 

      

         

 

 

                 

 

 

   

 

 

 

 

「買い物のために外出するのが面倒〜」というあなたへ  こちらのお店ならワンクリックで完了!

 

 

   

    

正直者 | 銘柄研究 | 05:24 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
Comment
ツイッターからたどりつきました。とてもわかりやすく読みやすいブログで、いつも参考にさせてもらっています。

普段は、配当利回りとPER、フリーCFには特に注視していたのですが、営業CFマージンもチェックした方がいいんですね。

これからもインカムゲイン投資の勉強を続けたいと思います。ブログの更新も楽しみにしてますねー

posted by tetsu ,2018/05/22 9:43 AM

tetsuさん

コメントいただきありがとうございます。
また、最近ツイッターで”いいね”をたくさんいただいており感謝、感謝です。

当方もまったく同様であり、以前は営業キャッシュフローマージンについては注視していませんでした。

もちろんこの指標一つで万能というわけではなく、PER等さまざまな指標と合わせて参考にすることが重要と思っています。

今後とも愛顧よろしくお願いいたします。

posted by 管理人 ,2018/05/22 6:26 PM










Trackback
URL:

06
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
RECENT COMMENT
  • 【続】銘柄研究 日本のバフェットが推奨する銘柄サザン(SO)の実力やいかに
    株マニア (06/05)
  • 銘柄研究 日本のバフェットが推奨する銘柄サザン(SO)の実力やいかに
    正直者(管理人) (06/03)
  • 銘柄研究 日本のバフェットが推奨する銘柄サザン(SO)の実力やいかに
    株マニア (06/03)
  • バフェット太郎さんの推奨銘柄30種を確認してわかった驚きの事実
    正直者(管理人) (05/26)
  • バフェット太郎さんの推奨銘柄30種を確認してわかった驚きの事実
    AILEX (05/26)
  • 次は何を買おうかリスト 営業キャッシュフローマージン編
    管理人 (05/22)
  • 次は何を買おうかリスト 営業キャッシュフローマージン編
    tetsu (05/22)
  • 10年近く塩漬けてきた銘柄を売却し100万円以上の損失を確定することにした理由
    管理人 (05/11)
  • 10年近く塩漬けてきた銘柄を売却し100万円以上の損失を確定することにした理由
    yazirobe777 (05/10)
  • 10年近く塩漬けてきた銘柄を売却し100万円以上の損失を確定することにした理由
    管理人 (05/10)
MOBILE
qrcode
OTHERS
お薦め情報

アメリカ株を応援しよう!ネットショッピングならこちらで



米国株銘柄が充実、まずは講座開設




LATEST ENTRY
CATEGORY
ARCHIVE
LINKS
PROFILE
SEARCH