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2019.02.26 Tuesday

バークシャーハサウェイ、四半期最大の赤字計上! にだまされてはいけない理由

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    先日、バフェット率いるバークシャーハサウェイの第4四半期決算が発表されましたが、純損益が四半期最大の254億ドルもの巨額の赤字を計上したことで大きな話題となっています。
     

    (※数字はNON-GAAPベースとなります。)
     

     

    この主な原因は、保有する株式の株価の急落。
     

    さらには大株主として保有するクラフトハインツの減損処理。
     

    株安やデリバティブ取引で285億ドル、そしてクラフトハインツの減損で30億ドルもの損失を計上することになったのです。
     

     

    しかし、この数字にだまされてはいけません。
     

    というか、

     

    これら総額300億ドルを超える損失は無視しても構いません。
     

     

    「えっ、そんなバカな!NON-GAAPベースとは言え基本は会計基準に則って作成した決算の数字のわけで、間違いのはずはない。それを無視して良いなどと暴論も甚だしい!」
     

    という意見もあろうかと思いますが、
     

    ここで登場するのがアメリカの会計基準。
     

    2018年から変更された米国会計基準(US GAAP)では保有株式の時価評価額の増減は損益計算書(PL)に反映させる必要があるのです。
     

    経理業務に携わっている方ならおわかりのとおり、実はこの基準は日本のそれとは異なります。
     

    現在の日本の会計基準では、株式の簿価と時価との差額は損益計算書に計上する必要はありません。
     

    ごくごくおおざっぱに言えばバランスシート(貸借対照表)に計上することになります。
     

    従って、巨額損失を出しても当期の損益を表すPLには影響しない、ということになります。
     

     

     

    <注>
     

    ※もっとも損益計算書の一部である包括利益計算書にはしっかりと計上されることになりますので、見る人が見ればわかるのですが、日本ではこの計算書はさほど重要視されていないようです。
     

    ※但し、時価が簿価に対して著しく下落した場合には、原則として損益計算書に計上しなければなりません。

     

     

    バフェットはこの米国会計基準に疑問を呈しており、
     

    株主への年次書簡において、

     

    「チャーリー・マンガー副会長も私も、このルールを合理的とは思わない。」
     

    「当社にこれを適用した場合、業績が激しくぶれやすくなると常々思っている。」

     

    と述べていますが、日本の会計基準も以前はPL計上だったものが変更されたこと。
     

    また国際会計基準(IFRS)では日本同様、貸借対照表計上であることを考えると極めてまっとうな意見だと思われます。

     

     

    従って仮にバークシャーの決算を日本基準で作成したらこの部分については損失計上はされなかったということになるのです。
     

     

    これが当方が以前から再三言っている、
     

    PLはお化粧が可能。
     

    という意味。
     

    そしてより重要なのはお化粧ができない、営業キャッシュフローマージンを含むキャッシュフローの数字。
     

    ということになります。
     

     

    一方、主力事業に目を転じると業績は堅調で、第4四半期の営業利益は前年同期比70%以上増益の57億2000万ドルに達しています。
     

     

    ということで、バークシャーのような本業の他にあまりにも莫大な他社株式を保有する企業の決算は十分注意してみる必要があるのです。
     

     

    ちなみに以下は直近3年間の営業キャッシュフローマージンの推移となります。
     

     

     

    たまされてはいけない、という意味がおわかりになったかと、、、

     

    (投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

     

     

     

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