最近の株価急落を受けて考えたこと

 

 

 

 

 

現地時間の2月2日、ダウで600ドルを超える下落を記録するなど米国株は久方ぶりに大きな下げとなりました。

 

そしてこの記事を書いている日本時間6日の5時過ぎ時点でなんと700ドル以上値を下げている状況となっています。
 

 

 

 

 

 

 


これを受けて日経新聞をはじめとするマスコミもようやく「米国株はバブル?」といったテーマの記事を掲載するなど、一気に慌ただしくなってきました。
 

現在の株価については、当ブログで事あるごとに記事にしているとおり、明らかに買われすぎだと思っています。

 

 

<関連記事>

 

シラーPERとバフェット指数から見える「株式相場の恐ろしい未来」
 

スクリーニングした結果たったの7銘柄! で判明した米国株式市場の過熱感

 


よってどこかで調整が入るのはある意味自然の成り行きなのですが、

 

 

それがいつなのか?

 

また特に

 

いったいどこまで下がるのか?

 

 

はまさに神のみぞ知る世界。

 

 

ところで今回の下落の原因ですが、日経電子版では以下の内容となっていました。

 


雇用統計では非農業部門の雇用者数は前月比20万人増と市場予想以上に増えた。
 

物価動向を占う材料となる平均時給は前年同月比2.9%上昇と上昇率が前月から拡大し、09年6月以来の大きさだった。
 

米利上げペースが速まる可能性が意識され、長期金利の指標となる10年物国債利回りが一時2.85%とほぼ4年ぶりの水準に上昇。
 

株価の割高感が意識された。

 

 

上記に対する当方の解釈は以下のとおり。

 

 

雇用統計では非農業部門の雇用者数は前月比20万人増と市場予想以上に増えた。
 

物価動向を占う材料となる平均時給は前年同月比2.9%上昇と上昇率が前月から拡大し、09年6月以来の大きさだった。

 

⇒つまり市場が予想していたよりも景気は拡大しているようだ
 

⇒これは利上げのペースが早まるのでは?
 

⇒であれば今のうちに国債を売っておこうということで国債が売られた
 

⇒国債の価格が下落=国債の金利が上昇ということで長期国債の金利が2.85%と4年ぶりの水準まで上昇した
 

⇒金利が上昇したということで、株式投資をした場合に得られるであろう配当について、現在の利回りの妙味が薄れた
 

⇒さらに金利上昇により将来の企業業績にもマイナスの影響(特に借入金の多い会社)が出るであろうことが意識された
 

⇒これに加えて(たまたま?)同日に決算発表した優良銘柄のエクソンモービル、シェブロン、グーグルの1株利益とアップルのアイフォーンの販売台数が予想に届かなかった

 

 

ということで株価な大きな下落となった。

 

 

上記日経の内容が真意をついていたという前提に基づけば、今回の下げはサブプライムローンに端を発したリーマンショックとはまったく異質の原因であり、同様の経過はたどらないであろうと勝手に思っています。
 

 

しかし、最初に書いたように現在の相場は明らかに買われすぎであり、2割以上下落しても少しも不思議ではないと考えています。

 

 

では、仮に近々ダウが現在の25,000ドル程度から2割以上減の20,000割れとなり、あなたの保有銘柄も2割以上減となった場合、あなたはどうしますか?
 

 

もちろん真のインカムゲイン長期投資家であれば、答えはおわかりでしょう。

 

 

おわかりにならない方はこちらをご読みください。

 

 

インカムゲイン長期投資家への踏み絵? あなたはこの質問に胸を張ってYESと答えられますか?

 

 

(投資は自己責任にてお願いいたします。)

 

 

 

 

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正直者 | コラム | 05:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

米国株(アメリカ株)投資家の宿命 − 不安・恐怖との戦い − から抜け出せる唯一の投資法とは

 

 

 

 

これまで約10年に渡り米国株式へ投資していていまだに感じるのは、

 

 

「保有資産が極端に目減りしてしまうのではないか?」

 

 

という恐怖です。
 

 

 

 

 

 

もちろんこの恐怖は日本株に投資している場合でも感じるわけですが、日本株との主な違いは?と言えば、

 


・投資している会社が自分が住んでいる国にない。(本社がはるかかなたの遠い地にある)

 

・上記により、日々接する機会と入手できる情報が日本の会社より圧倒的に少ない。

 

・日本円で保有していない。これにより株価の変動に加えて為替の変動でも影響を受けてしまう。

 


というところにあり、これが恐怖をより増幅させている原因となっている、と感じています。

 

 

 株価が順調に推移し、為替も比較的安定していればなんの心配もないのですが、例えばまさに2月2日のような600ドルを超える株価暴落や急激な円高に見舞われて円評価額がどんどんと目減りしてく様を見ざるを得なくなった場合、

 

以下のような不安がどんどんと膨らんでいきます。

 

 

・(はるか遠くにある)あの会社はほんとうに大丈夫なんだろうか?

 

・我々日本人の知らないところで何かよからぬことが起きているんじゃないだろうか?

 

・このまま暴落が続き、資産が半減したらどうしょう?

 


いったんネガティブ思考に陥ると、

 

 

「やっぱり投資なんかするんじゃなかった。」

 

 

とか

 

 

「いち早くすべて手仕舞いしてしまおう!」

 

 

とか

 

不安がさらに不安を呼びパニック状態になっていきます。

 

 

 

 

 

 

 当方を含め、2008年のリーマンショック以降しばらくはそのような心情の人が多かったのではないでしょうか。

 

 

このような感情は、投資家の宿命であり致し方ない。

 

 

当方も最初はそうでした。

 

特にリーマン時においては、日々下落する株価・時価総額を前にパソコンの前で呆然とする日々を送っていました。

 


 


 

 

 

しかし、現在(いま)は違います。
 

 

仮に今年リーマン級の暴落相場が訪れても、以前とは比べ物にならないくらい冷静に相場と対峙することができると思っています。

 

 

その理由は、配当金の存在。
 

 

 

 

・インカムゲイン長期投資家として、地道に配当金の再投資を続けることである程度の配当収入を得ることができるようになった。
 

・リーマン時においても増配を続けていた銘柄を数多く保有している。

 

 

という事実が、株価の動きに対する興味を良い意味でどんどん失わせてくれているのです。

 

 

むろん、いまだその興味がゼロになるにまでは至ってはいませんが。

 

 

ここ数年にわたる株価上昇で、下落相場など永遠に来ないのでは?といった雰囲気に満ち溢れている今だからこそいつか必ず来るであろう下落相場に備え、自らの投資方針について今一度考えてみても良いのかもしれませんね。

 

 

 

 

追伸1


もちろんその大前提として、

 

投資は余剰資金で行う。

 

よって、

 

「教育資金や住宅購入の頭金、修繕費などの将来必ず必要となる資金については、投資資金とは別管理で、必要となるタイミングで確実に貯まるように、計画的にかつ地道に積立を行う。」

 

ことはいうまでもありません。

 

では、余剰資金はどうやって作るの

 

こちらをお読みください。

 

 

 

   

 

 

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正直者 | コラム | 04:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

購入時「こじつけが多くなってきたな」と思ったらちょっと立ち止まって今一度原点に立ち返りましょう

 

 

 

 

 

毎月5,000ドルもの金額を投下できるバフェット太郎さんクラスになれば別ですが、サラリーマンの方をはじめ我々一般投資家は資金捻出の問題があり、そう頻繁に米国株を購入することはできないのではないでしょうか。
(頻度を優先するがあまり少額で購入してしまうと手数料がばかになりませんし、、、)

 

ちなみに当方も現状は3ヶ月に1回の購入頻度となっています。
 

ひとたび購入すると次回の購入までには時間がありますから、その間銘柄絞込みのために証券会社や他の投資関連メディアが提供するさまざまな情報を確認し、じっくりと銘柄調べをするのではないでしょうか。
 

 

そして無事資金が貯まり、待ちに待った購入の時。
 

 

この時はうれしくてテンションが上がってしまうのを自分でも感じます。

 

 

しかしこういう時こそ注意が必要です。

 

 

なぜなら冷静さを欠いて自ら設定した投資方針・基準から逸脱する可能性が高くなるから。
 

 

例えばある人が「配当利回り4%以上でPERが20倍以下。」を自らの投資基準としているとしましょう。
 

そして以前から目をつけていた銘柄があり、購入前にはかなりの入れ込み状態だったとします。
 

しかし、購入前になって株価が結構上昇してしまい、自らの投資基準から大きく外れてしまった場合。
 

 

こういう時にありがちなのは、”まず購入ありき”、で自身の投資基準を歪めてしまうこと。
 

 

例えば「このところの株価上昇でPERは結構上がっちゃったし、利回り4%を大きく割り込んじゃったけど今が買われすぎなだけ。ちょっと前までは基準に入っていたわけだからいいよなっ。」と言った具合。
 

 

こういう時は冷静になって一度立ち止まってみることをお勧めします。
 

 

 

 

  

 

 

 

そして今一度投資方針・基準を読み返してみましょう。
 

 

もちろん立ち止まって確認した結果、それでも購入しよう、ということであればそれはそれで構いません。
 

 

しかし、この立ち止まりが非常に重要であると考えています。
 

 

将来の株価や配当、増配率など神のみぞ知る、誰にもわかりません。
 

わかりはしないのですが、自らの投資方針・基準を確認した上で納得して購入したかどうか。
 

 

投資を続けていく中で、それが結果に影響しているように感じています。
 

 

まだ最終結果は出ていませんが、興奮して購入してしまった悪い例はこちら。⇒ついに日産(7201)を購入! グッドタイミングは逸したが冷静に比較してみれば、、、

 

 

 

 

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正直者 | コラム | 18:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

いびつなポートフォリオを配当収入の減額なしに修正できるとっておきの方法を教えします。

 

 

 

 

 

当ブログで再三書いていますが、現在のポートフォリオは以下のとおり非常にいびつな状況となっています。
 

 

 

 

その原因はロイヤルダッチシェル(RDSB)の存在。
 

 

原油価格暴落による配当利回りの上昇時から購入を開始、昨年において多額の買い増しを実施した結果、このような形となりました。
 

そしてそれを助長したのが株価の上昇。
 

ご覧のとおり、購入後は原油価格の上昇に伴う業績改善・更なる期待感から順調に上昇、これにより持株全体に占める割合がさらに大きくなりました。
 

 

 

 

一つのカゴに多くの卵を盛ることのリスクを重々承知している者として、もちろん現在のいびつ状況は避けたいところ。
 

 

せめて割合を半分にできれば、、、
 

 

しかし、アーリーリタイアを目指す者として購入価格ベースで6.6%という高配当利回り銘柄をたやすく捨てることができない、というかそれに取って代わる銘柄がないのが実情。

 

では、この先も高いリスクをとりつつ、この銘柄をずっと保有するのか、と言われれば、答えは”否”(いな)。
 

ということで、ここから先は”たられば”の世界となりますが、いびつなポートフォリオを配当収入の減額なしに修正できるとっておきの方法を教えします。
 

 

それは、
 

 

ロイヤルダッチシェルを売却してそれにより得た資金で他の銘柄を購入した場合に、ロイヤルダッチシェルからの配当以上の配当金を受領できると見込める時に躊躇なく乗り換える。

 

 

とうもの。

 

 

「いやいや、それはないでしょ。 だってロイヤルダッチシェルの実質配当利回りは6.6%なんでしょ? それ以上の銘柄がないって言ってるじゃないの?」
 

 

という意見はごもっとも。
 

 

現在当方が妄想しているのは、

 

今後も原油価格が上昇を続け、例えば2013年〜2014年のようにバレル100ドルを突破、そしてそれに引っ張られる形で株価が暴騰すること。
 

 

暴騰した段階で、ロイヤルダッチシェルを売却、そしてその資金でロイヤルダッチシェルの配当以上の配当金が見込める他の優良銘柄を購入する、

 

さすれば偏ったポートフォリオの修正を配当を減らすことなく(場合によって増やせる)達成できるのです。
 

 

まさに一石二鳥。
 

 

では、保有割合半減を条件にした場合、株価がいくらになったらそれが可能なのか?
ですが、計算したところ、

 

 

80.05ドル。(※代わりに購入する銘柄の配当利回りが5%という条件)
 

 

という結果が出ました。
 

 

ちなみに1月26日現在の株価は73.31ドルですから、約10%の株価上昇が必要です。
 

 

おっ、意外といけそう?(まあこの世界そんなに甘くはないでしょうが、、、)
 

 

ということで、いつかその日が来ることを夢見ている今日この頃です。

 

 

 

 

追伸1
 

現在当方のようにいびつなポートフォリオをお持ちの方で、そのいびつさをなんとか解消したいと考えており、万一そのいびつ銘柄が暴騰状態の方がいらっしゃったら売却&りバランスの検討をしてみてはいかがでしょうか。
(もちろん投資は自己責任の原則はお忘れなく!)

 

 

追伸2

 

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正直者 | コラム | 04:18 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

シラーPERとバフェット指数から見える「株式相場の恐ろしい未来」

 

 

 

 

1月5日付の記事、「今後の暴落は確実? 過去最大の上昇幅! に潜む恐ろしい数字 シラーPERとは」にて以下シラーPERを確認しました。

 

 

 

 

そして現在(2017年末時点)の数値が、過去100年を超える歴史の中であの1929年の世界大恐慌時代のブラックチューズデイ時の27.06をも超える、史上2番目に高い、ある意味そら恐ろしい数字であることがわかりました。

 

 

今回は、投資の神様、あのバフェットが重視する指標である、いわゆるバフェット指数に着目してみました。

 

 

バフェット指数とは

 

・株価の割高さを判定する指標。

 

・株式市場の時価総額をその国の名目GDP(国内総生産)で割って算出される。

 

・企業業績を反映する株価がその国の経済力に見合った水準に近づくという考え方に基づいている。

 

・100%を大きく超えると株価は割高とされる。

 

 

それがこちら。

 

 

 

 

ご覧のとおり2017年12月時点でのバフェット指数は約134%と2008年のリーマンショック前を上回っている状況。

 

両グラフの類似性が示すとおり、企業の付加価値である利益の総和のかなりの部分がGDPを構成する、と考えればシラーPERとバフェット指数に強い相関関係があるのは当たり前、と言ってしまえばそれまでなのですが、この両者の数値が語ってくれているのは、

 

 

少なくとも現在の株価は割高である、それもかなり

 

 

ということではないでしょうか。

 

 

歴史は繰り返す。

 

 

ただ、今後株価の大幅な修正(下落)があったとしても(というかあるでしょうが)、我々米国株投資家は悲嘆する必要はまったくありません。

 

 

むしろそれはある意味絶好の買い場。

 

 

・一般に投資家は、長期的利益に一番マイナスとなるような相場の上昇を最も好み、実は長期的利益につながる相場の下落を最も嫌うのである。

 

・株式相場の下落は、安く買うための第一歩である。

 

・我々は靴下(socks)を買うときのように株(stocks)を買えば、もっとうまくいくのだ。

 


エリスの言葉を信じ、どんな暴落があろうとも、自身の投資方針・基準から決して逸脱することなく、愚直に投資を続ける。

 

 

これが、株式投資成功のための最短かつ最善の道と信じています。


 

追伸1  エリスの著です。

 

 

     


 

追伸2 「株式相場の未来」はわかりませんが、「株式投資の未来」ならこちらでわかります。

 

 

     

 

 

 

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正直者 | コラム | 05:38 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

配当収入200万円達成に導いてくれた、たった4冊の本

 

 

 

 

1月1日付の記事で書いたとおり、昨年配当収入がはじめて200万円を突破しました。

 

 

 

 

初めて株式投資からの配当金を受領したのが2005年、当時はまだ米国株のすばらしさにまったく気づいておらずすべて日本株からの配当金でした。
 

 

この年の受領額が59,300円。
 

 

その後日本株での惨敗を経て2008年から米国株への投資を開始、より配当利回りを重視するという投資方針へと変更しながら現在に至っています。
 

今あらためて振り返ってみると、投資を開始した当初まさか自分が200万円という配当金を受領できるとは思っていませんでした。
 

そして今思えばそのきっかけと言うか、200万円という金額に導いてくれたのは株式投資に関する良書を読んだこと
 

 

それもたった4冊。
 

 

それが以下となります。

 

 

 

       

 

 


日本株への投資を開始した頃読んだ本であり、投資そのものではなく、資産形成のイロハを学んだ本です。
 

今から半世紀以上も前に書かれた本ですが、「月給4分の1天引き貯金」等、時代を問わず実践すべき事項が満載です。
 

この本を読んだからこそ、窓際会社員+妻はパートで配偶者控除対象(つまり収入が103万円以下)でありながら教育資金は別枠で貯めた上で(現在も継続中ですが)、投資資金をしっかりと貯めることができた、と思っています。

 

 

 

        

 

 

 

本ブログでも再三にわたってご紹介していますが、この本を読んで米国株への投資、それも個別銘柄へのインカムゲイン長期投資を決意したと言っても過言ではありません。

 

 

 

                            

 

 

「敗者のゲーム」の方は当ブログで再三ご紹介しています。
 

また、同じくインデックスファンドへの投資推薦の代表的な著書である「ウォール街のランダム・ウォーカー」にも多大な影響を受けました。
 

これら2冊は

 

 

「勤務先の確定拠出年金について全額100%をMSCIコクサイに連動するインデックスファンドへ変更する。」

 

 

というある意味過激(?)な運用のきっかけとなった本です。

 

 

 

良書は人生を変える。

 

 

 

もちろん同じ本を読んでも読み手によって理解する内容、取る行動は異なるわけですが、それぞれ一度は読んでおいて損はない良書だと思っています。
 

 

以上、ご参考まで。

 

 

追伸1

 

愛煙家の皆さまへ

 

ところで電子たばこってアマゾンで購入できるって知ってましたか?

 

    

 

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正直者 | コラム | 04:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

(今更ですが)NISAとつみたてNISA、どちらを選ぶか? 米国株投資家であればすでに答えは出ている

 

 

 

 

※今回の話題は(つみたて)NISAについて、初心者の方を対象としています。すでにご存知の方は復習の意味でご一読ください。

 


今更の話題で恐縮ですが、つみたてNISAが2018年1月からスタートすることで、既存のNISAとどちらを選択すべきか?という問題が出てきました。
 

残念ながら現在の制度ではNISA・つみたてNISAは選択制であり、同一年に両方の適用を受けることはできないわけでして、、、
 

すでにNISAを始めておられる方や今回つみたてNISAを始められた方であればご存知のとおり、それぞれの制度を比較すると以下のとおりとなります。
 

 

 

 

 

 

金額的には一年間の投資枠としてはNISAが大きいものの、非課税期間を考慮すればつみたてNISAはMAX800万円となり、NISAの600万円を上回ることとなります。
 

 

タイトルで書いた、「米国株投資家であればすでに答えは出ている」の根拠は対象商品です。
 

 

NISAが上場株式(つまり個別銘柄)への投資が可能なのに対して、残念ながらつみたてNISAの方は現在のところインデックスファンド、アクティブファンドの一部、ETF等の投資信託が対象であり、個別銘柄への投資はできません。
 

 

また、つみたてNISAの場合、その名のとおり積立投資を前提とした制度であることから、積立による定期・継続的な買付しかできません。
 

 

よって、当方のように個別銘柄への投資をしている場合、つみたてNISAへの投資を考える必要はない(というか対象とはなり得ない)、ということになります。
 

また、仮に投資信託を考えている方でも、毎年40万円を超える投資資金を確実に捻出できるのであれば、非課税メリットを100%享受するためにもNISAを選択すべきでしょう。
 

 

つまりつみたてNISAを選択すべき人は「年間の投資拠出可能額は40万円以下」「投信やETFでの長期積立投資」を考えている場合、ということになります。

 

 

つみたてNISAに関して日経電子版にわかりやすい記事が出ていましたのでご参考まで。

 

つみたてNISA 個人にとってなぜ画期的なのか                   

 

 

追伸1
 

<NISAとつみたてNISAの両方を持つ方法>

 

前述のとおり、NISA・つみたてNISAは選択制であり、同一年に両方の適用を受けることはできないわけですが、両方の口座を持てる方法がないわけではありません。
 

 

但し、それは家族として。
 

 

20歳以上であればひとり1つNISA口座を持てるわけですから、配偶者または子供が口座を持つことで非課税貯蓄制度の最大のメリットが享受できます。
 

但し、我が家の場合妻に説明するのは結構大変かも、、、、(汗)

 

 

追伸2
 

バフェットも述べていますが、「投資における最大の敵は税金」。
 

NISAにせよつみたてNISAにせよ米国株投資家としてこれら非課税貯蓄制度を使わない手はありません、というか使わなければなりません。
 

万一まだNISAを始めていない方、いますぐ口座開設を。

 


  
 

 

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正直者 | コラム | 04:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

何も考えず言われるがままにひたすらある銘柄を購入し続けた男の末路

 

 

 

 

 

 

サラリーマンのAさんは入社以来給与天引きの財形貯蓄以外に投資らしい投資をしてきませんでした。
 

そんなある日のこと、海外勤務を終えて帰国した友人Bとの何気ない会話の中でその友人の
 

 

「実は俺数年前から株式投資しててさ、それも日本株でなくて米国株。向こうに行っている時に現地の人達が当たり前のようにやっているって聞いて始めたんだけど、今のところ定期預金金利の何十倍、いや百倍以上の配当を毎年もらってるよ。」
 

 

という言葉を聞いて衝撃を受けました。
 

 

「俺なんかこの前入社以来続けてきた財形の利息をみたら年たったの3,000円。それに引きかえ、、、」
 

 

友人の言葉に意を決したAさん、新たに米国株投資を始めることにしたのです。
 

早速数冊の投資関連本を読んだものの、いったいどの銘柄を選んで良いかさっぱりわかりません。
 

また友人とは違い、これまで海外へ行ったこともなければ、ドル紙幣なんてほとんどお目にかかったこともありませんから、円をドルに替えることすら抵抗があります。
 

 

 

 

 

 

日々忙しいサラリーマン生活を送っていたこともあり、なかなか投資を始められないでいたある日のこと、友人Bにそのことを話すとこう言われたのです。
 

 

「そんなに悩んでるんだったら、いい銘柄があるよ。まだ上場したばかりの銘柄だけど、これならお前にも簡単に投資できるんじゃないかな?」
 

 

毎日忙しいし、正直毎回銘柄を調べて検討している時間もないから、いっそのことこれにしょう。

 

半ば安易?に決めたAさん、早速その銘柄を購入したのでした。
 

そしてAさんはその後も疑うことなく、余剰資金ができてはひたすらこの銘柄を愚直に購入していったのでした。
 

 

月日は流れ、ある日のこと、銘柄チャートを見ていたAさんはこうつぶやきました。

 

 

 

出典元:Yahoo Finance

 

 

 

「投資のことはよくわからなかったし、今でもそれほど詳しくないけど、これまでは順調みたいだ。」

 

 

そのAさんが購入した銘柄が以下となります。

 


MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)(コード:1550)


 

インデックス投資推奨本ならこの2冊でしょう。
 

 

当方もこれらの本を読んで確定拠出年金をMSCIコクサイに連動するファンドに変更しました。

 

 

 

                  

 

 

 

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投資で失敗しないために我々米国株投資家が素人ブロガーの記事を読むとき確認しなければならない3つのこと

 

 

 

 

当方も一応素人ブロガーのはしくれ、のわけですが、一方で他の米国株投資ブロガーさんの記事を読む読者でもあります。

 

特にカリスマ、と言われるブロガーさん達の記事は、証券会社等プロが提供する情報とは異なり、サラリーマン等の一般投資家として同じ目線で書かれているため、銘柄選定等、自身が投資する上で大変参考にさせていただいています。

 

 

 

 

 


そこで今回は他のブロガーさんの記事を読む上で確認していることをご紹介したいと思います。

 

 

 

<投資方針・基準を公開しているか>

 

 

これ、意外と公開していないブログが多いようです。

 

 

この人は長期投資家なのか、短期投資家なのか。

 

 

キャピタルゲイン投資家なのかインカムゲイン投資家なのか。

 

 

くらいはブログの内容を見ればわかりますが、投資方針をはじめ具体的な投資基準まで公開しているブログ、となるとかなりその数は少なくなります。

 

 

もっともわかりやすい例で言えば、バフェット太郎さんの「超大型連続増配高配当株10銘柄への均等投資でしょう」。

 

 

 

<保有銘柄とポートフォリオを公開しているか>

 

 

保有銘柄とポートフォリオを公開していないブログもあるようですが、これだと記事の書き手がどういう意図で記事を書いているのかが読み取れません。

 

例えば、あるブログでアマゾンを推奨する内容の記事を書いている場合、書き手がアマゾンのホルダーであるか、ないかで読み手としての対応が変わります。

 

どういうことかと言うと、アマゾンホルダーとして書いているのであれば、当然その記事にはバイアスがかかっていることになります。

 

バイアス:考え方や意見の偏り(かたより)の事

 

 

よって読み手としてはこのバイアスをある程度排除して、できるだけ公平な目で読んだほうが良い、とうことになります。

 

また、実際に投資方針・基準に沿って投資を行っているか、を確認する上でもポートフォリオ情報が必要になります。

 

 

 

<投資実績を公開しているか>

 

 

上記の2つとは異なり、多くのブロガーさんが実績を公開されていますが、中にはまったく公開していない方もおられるようです。

 

謎めいたブログ?を狙っているのであれば、それはそれで良いのかもしれませんが、少なくとも読者が米国株投資を行っている場合、あるいはこれから投資を行おうとしている場合、そして自らの投資の参考にしたいと考えている場合に投資実績のないブログに信頼を寄せるか、と言われれば答えは出ているのでは。

 


また、自らの悲惨な投資実績をアピールし、同じ境遇の読者との連帯感を狙ったり、読者の優越感を狙うブログもそれはそれで十分存在価値のある素晴らしいものですが(個人的に私は好きです。)、その場合なら尚の事投資実績の開示は必須でしょう。

 

 

 

以上、今回は他のブロガーさんの記事を読む上で当方が確認している主な内容をご紹介しました。

 

 

もちろん、「上記を満たしていないブログがいけない」というわけでは決してありません。

 

 

そのようなブログでも魅力的な情報を提供してくれているものはたくさんあるわけですし。

 

 

但し、そのようなブログを読む場合には、銘柄選定等、自身の投資の参考にするという目的はきれいに忘れ、あくまで”読み物”として割り切って読むようにしています。

 

以上、ご参考まで。

 

 

P.S.

 

 

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正直者 | コラム | 04:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

今後の暴落は確実? 過去最大の上昇幅! に潜む恐ろしい数字 シラーPERとは

 

 

 

 


年間の上昇幅が4,956ドルとなり過去最高を記録!
 

また、
 

上昇率は25.1%で4年ぶりの高水準!

 


出典元:Yahoo Finance

 


2017年の米国株式相場は好調のうちに幕を閉じました。

 

多くの米国株投資家からすれば、幸せな一年だったと言えるでしょう。

 

そして2018年度も現在までこの勢いが衰えることがない状況です。

 

確かに自身の保有銘柄の上昇率や、資産の増加額などを見れば気分が悪かろうはずはありません。
 

しかし、当方にしてみれば毎月アップデートしている「次は何を買おうかリスト」を眺めるたびに、

 

 

何かがおかしい。

 

 

と感じざるを得ない1年だったと言えます。
 

 

 

 

 

その何かとは例えば予想PER。
 

以前の記事でも書きましたが、20倍以上が目白押しの状況。
 

そして配当利回り。
 

5%はおろか、4%以上の銘柄を探すのも大変、とった状況。
 

 

いくら米国経済が絶好調とは言え、さすがにバブルでは?と思わざるを得ません。
 

 

「それ心配しすぎじゃないの? それに単なる個人のフィーリングでしょ?」
 

と言われればそのとおりかもしれません。
 

 

そこで、シラーPER(CAPEレシオ)を確認してみることに。

 

 

<シラーPER(CAPEレシオ)とは>

 

 

・CAPEレシオ (Cyclically Adjusted Price-to-Earnings Ratio) は、景気循環調整後の株価収益率(PER)を示す投資指標である。
 

・株式市場の長期的な評価に用いる。
 

・1988年にエール大学のロバート・シラー教授とジョン・キャンベルが公式に定義し、シラーPERとも呼ばれる。
 

・単年度の1株当たり利益ではなく、インフレ調整後1株当たり利益の10年移動平均値を用いてPERを計算する。
 

・これにより一時的要因による収益変動や景気循環の影響が除外されるため、実質的な企業収益力との関係で株価の割高・割安性が示される。
(ウィキペディアより)

 

 

以下は1881年以降のシラーPERの推移をグラフにしたものなのですが、2017年末時点の数字は32.46。
 

 

出典元:multpl

 

 

 

そして、この数字は過去100年を超える歴史の中であの1929年の世界大恐慌時代のブラックチューズデイ時の27.06をも超える、史上2番目に高い、ある意味そら恐ろしい数字であることがわかります。
 

 

歴史は繰り返す、という前提に立てば企業業績が好調を維持し続けない限りはこの先株価が下落(含む:暴落)する可能性は非常に高いと言えます。
(但しそれがいつなのかは誰にもわかりませんが、、、)

 

 

しかし、インカムゲイン長期投資家は恐れる必要はありません。
 

 

仮に今年株価の大幅な修正(下落)があったとしても、それはある意味絶好の買い場。

 

 

・一般に投資家は、長期的利益に一番マイナスとなるような相場の上昇を最も好み、実は長期的利益につながる相場の下落を最も嫌うのである。

 

・株式相場の下落は、安く買うための第一歩である。

 

・我々は靴下(socks)を買うときのように株(stocks)を買えば、もっとうまくいくのだ。

 


エリスの言葉を信じ、どんな暴落があろうとも、自身の投資方針・基準から決して逸脱することなく、愚直に投資を続ける。
 

 

それこそが成功への道、と信じこれからも歩んで行くつもりです。

 

 

P.S.

 

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